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      2024/03/29

超簡単! お庭でできる芍薬の育て方

皆さんこんにちは

雨森農園園主の雨森弘祐です

 

今回はご質問の多かった、「芍薬の育て方」について徹底解説します!
この記事を読めばあなたもきっと芍薬を自分のお庭で育てて見たくなること間違いなし!

 

苗木の選び方

芍薬の苗木はどこで買えばいいの?

 

芍薬を育てるときにまず肝心なのが苗木の選び方についてです。
実は、芍薬の苗木は割と簡単に入手することができます。
お近くのホームセンターや園芸店、最近ではインターネットでも簡単に入手できるようになりました。

 

インターネットでは沢山の品種を取り扱っているので珍しい芍薬が欲しい方は是非チェックして見られてください。
ちなみに、私のおすすめサイトは園芸サイト大手の国華園さんです。
野菜や果樹、あらゆる種苗や園芸資材まで、なんでも手に入るのでとても愛用しています。

安く沢山芍薬の苗が欲しい!という方はメルカリがおススメです。
メルカリでは個人の農家さんなどが苗木を多数出品しており、比較的値段も安く販売しています。→こちらから

苗木選びのポイントは?

購入する場所が決まったら、次は苗木の選び方です。

苗木選びのポイントは季節によっても違います。

①できるだけ根が大きく芽の数が多い個体を選ぶ

秋頃に出回るポット苗は地上部がなく根だけの販売になります。
根の様子が写真や実物で分かる場合、根の大きさ、芽の数を基準に選ぶと良いでしょう。

芍薬を育てる際に選ぶ苗

上の写真の様に赤く尖っているのが芍薬の芽です
この芽が来年伸びる茎になり、花を咲かせます。
この芽が太いほど丈夫な芍薬ができ、大きな花を咲かせてくれます。芽の数が多いほど茎の数も増えるので花が沢山つきます。

芍薬の根というのいは四角で囲っている全ての部分です。
農家さんは芍薬を増やす際に元々大きな一つの株をポットに入るように小分けにします。(上の写真もそうです)
その小分けにした根は当然多きい方が沢山養分を吸うことができるので根の状態が分かるなら、なるべく大きな根を選んだ方が良いです。

また、栽培●年目などの記載がある場合はできるだけ栽培年数の長いものを選びましょう。
芍薬は栽培年長ければその分根も大きくなり、出てくる芽の数も多くなります。
※栽培年数が長いと値段も高い場合があります。

②根の状態が分からない場合は枝の太さや数を見る

春に出回る苗は地面に根が埋まっているので状態が分かりません。
その場合は出ている茎の太さを基準に選ぶと良いでしょう。

※秋に出回るポット苗は根だけなので比較的安価に購入ができますが、翌年芽が出なかったり出ても花が咲かなった、という事もあります。
確実に芽が出て欲しい場合は少し値段が高くなってしまいますが、春先に出回る芽のでているポット苗の購入をおすすめします。

 

芍薬の植え方、用土、肥料は?

芍薬をご自宅で育てる場合、鉢植えなのか地植えなのかで管理の方法が変わってきます。

植え付け時期

鉢植えでも地植えでも植え付ける時期は9月~10月の間です。
霜が降りないうちに植え替えをしてください。
春先に購入したポット苗は9月~10月まではそのままの状態で管理しましょう。

地植えの場合

ポット苗でも根だけの場合でもポットから中身を抜いて、土を振るい落として地面に植えます。

地植えの場合、水は雨が降ると芍薬が吸収するので基本的に水やりをしなくても大丈夫ですが、真夏の晴れが続く場合はたっぷりと水を与えて下さい。

植える場所は?

植える場所は日当たりが良く、排水の良い土壌に植えましょう。

 

鉢植えの場合

芍薬を鉢で栽培する場合、なるべく大きめの鉢に植えて下さい。
芍薬は年月が経つにつれ、根の量が増えるのでなるべく大きい鉢で育てる方が生育も良いです。

鉢植えは水がないと乾燥して芍薬が枯れてしまうリスクがあるので水やりを行う必要があります。

水やりの適切な量は水が鉢の底から流れるまでたっぷりとやることです。
目安は夏の晴れた日だと1日1回~2回、曇りや雨の日はそこまで乾燥しないの沢山やらなくても大丈夫です。

鉢を置く場所について

※鉢の場合、場所を移動できるので春、秋は日の当たる場所、冬は寒風の当たらない暖かい場所、夏は風通しの良く半日陰になる場所に移動すると良いです。

芍薬に使う土や肥料は?

芍薬は排水性が良く肥沃な土を好む性質があります。

地植えの場合

地面に植える際には深さ50センチほどの穴を掘りそこにバーク堆肥や腐葉土、などを混ぜて植えます。→バーク堆肥とは?

霜が降りる10月前には牛糞堆肥を植え付けた場所にこんもりと撒きます。

鉢植えの場合

排水性を高める為に、鉢底にはゴロ土を敷きます。

ホームセンターに売っている園芸用培養土で十分ですが、
もしも自分で土を配合したい場合は赤玉土5:腐葉土:3山砂:2の割合でブレンドした用土で植え付けて下さい。

又、鉢栽培では養分が十分に供給されない為、植え付け時、開花後、冬の寒肥に緩効性の肥料を与えてやるのもおすすめです。

地植え同様、霜が降りる10月前には牛糞堆肥を植え付けた場所にこんもりと撒きます。

 

芍薬のお手入れ

花が咲く前のお手入れ

 

3月頃から小さな芍薬の芽が芽吹き4、月下旬から5月にかけて花が咲いてきます。

芍薬の花は1つの茎に1つの花しか咲かせてはいけません。
生育の良い芍薬は1つの枝から2~3つほど蕾がついています。
そういった余分な蕾は全てハサミで取り除きましょう。

花が咲いた後のお手入れ

 

花が咲き終わったら、花柄をハサミで切り落とします。
そのままの状態にしておくと病気のリスクが高くなるので必ず花が咲いた後は花柄を切るようにしましょう。

秋のお手入れ

上の写真は芍薬の茎を根元から全て切った後の写真です。

花が終わった後は芍薬の茎だけが残ります。
9月に入ったら芍薬の茎を根元から全て切ってください。
これから芍薬が冬を越せるように準備します。

芍薬の肥料について、でご説明しましたが、冬場、霜が降りる前(9月~10月)に寒さ対策と肥料を兼ねて牛糞堆肥やバーク堆肥をやります。
目安は芍薬の切り口が見えなくなるまでたっぷりとやります。
牛糞堆肥やバーク堆肥は安価でホームセンターなどでも手に入ります。

鉢植えの場合も同様に管理して下さい。

病気や害虫について

灰色カビ病

芍薬によくでる病気は灰色カビ病です。
雨が長く続くと、開花前の蕾に発生します。
一度発生してしまうとなかなか厄介で病気が広がりやすいです。

灰色カビ病の対策は?

灰色カビ病を発生させないためにも茶色く変色した蕾を発見したら早期に摘み取りましょう。
摘み取った後のハサミには菌が付着している為消毒を行ってから再度使うようにしてください。
病気をいかに広げず、予防するかが大事になってきます。

又、密植になると風通しが悪く病気が発生しやすくなるので株の感覚を広めにとるのも重要です。

どうしても止まらない!という場合、自然農薬を散布する方法もあります。

重曹竹(木)酢液には灰色カビを予防する効果があります。

 

⑤芍薬の増やし方

順調に生育すれば5年ほどで大株の芍薬になり、毎年何本も枝が伸びて沢山の芍薬が咲く姿を楽しめるでしょう。

芍薬の写真

自宅の芍薬を切花にしてもいいの?

5年ほど栽培を続けて沢山花を咲かせるようになれば何本か切花にしても生育には問題ありません。
切るときは根元からハサミを入れてあげて下さい。

芍薬を増やすには?

秋ごろに芍薬の枝を根元から切った後にスコップやクワで芍薬の根を掘り起こします。

このとき、来年咲く芽を傷つけないように優しく掘り起こしてください。

芍薬の根を掘り起こした写真

大きい芍薬の根はこんな感じです。

赤い芽が来年咲く花になるので芽が2~3個つくように包丁やハサミで根っこを小分けにしていきます。

小分けにできたらポットに植え付けましょう。

後は鉢植えの管理と同じ方法で管理していきます。

ここまでが芍薬を上手に育てる管理方法になります。

いかがでしたでしょうか?

皆さんも上手く育てて沢山綺麗な芍薬を咲かせてください!

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