あなたもきっと好きになる! 芍薬の魅力について
皆さんこんにちは
雨森農園園主の雨森弘祐です。
皆さんは毎年5月になると咲く、芍薬の花をご存じでしょうか?
芍薬の花を知っている方にも知らない方にも、栽培歴30年の芍薬農家が皆さんに芍薬の魅力を、お伝えしていきたいと思います。
芍薬の花はどんな花?
芍薬は毎年5月に大きな花を咲かせる宿年草(多年草)のお花です。
芍薬の根っこは漢方薬などにも使われ、筋肉のこりや腹痛などにも効果があるようです。
そんな芍薬には100を超える沢山の種類があり、同じ芍薬でも咲き方や色、大きさどれをとっても全く違います。
切花にも向いており、その大きなお花は母の日のプレゼントとしても大変人気があります。
これほどまでに様々な品種がある芍薬は見る人を飽きさせない奥深い花だと感じています。
芍薬の持つイメージは?
芍薬はその豪華さから、「立てば芍薬」と、美しい女性を言い表す言葉としても有名です。
そんな芍薬のイメージを一言で言い表すとやはり「豪華絢爛」と言う言葉が一番似合うのではないでしょうか?
お部屋に飾った際にも、一気に雰囲気を明るくしてくれますし、人の目につく玄関や応接間などにあると季節を感じ、会話もより一層、弾みます。
大きく色鮮やかに咲いた芍薬は、花屋さんでも特に、一番目につくお花です。
このように雰囲気だけでなく、周りを明るく照らす太陽のようなお花だと思っています。
芍薬の魅力は咲く前から始まっています!
満開に咲いた芍薬はとても綺麗ですが、蕾から咲くまでの過程もわくわく感を味合わせてくれる楽しいひと時なんです。
「ころん」と丸みを帯びた小さな蕾は見ているだけで可愛らしく、こんな小さな蕾から一体どんな花が咲くんだろう?と期待が膨らみます。
やがて、日を追うごとにゆっくりとゆっくりと膨らんでいく蕾はとても生命力に満ち溢れています。
モコモコッと膨らんだかと思えば、アッという間に色鮮やかな大輪の花を咲かせてくれます。
あなたも是非、芍薬の日々変わりゆく変化をお楽しみください。
芍薬は雨の日も楽しめます!
晴れた日の青空と色鮮やかな芍薬はとても絵になり心を和ませてくれますが、実は雨の日の芍薬はもう一つ違った姿を見せてくれます。
せっかく綺麗な芍薬が咲いたのに雨だともったいないと思われる方も多いと思います。
ですが、雨の日こそ芍薬を楽しんでいただけると思っています。
芍薬の花びら1枚1枚に水滴がついている姿、葉っぱから水滴がしたたり落ちる瞬間、雨に濡れている様子はなぜか見ていて飽きないんです。
上の写真からも伝わるように、雨の日の芍薬は少し、どこか暗いような冷たいような印象を受けませんか?
ですが、大自然に生きている力強さ、生命力のようなものも感じます。
これが、晴れた日とはまた見せる顔が違う芍薬の魅力だと思います。
色々な楽しみ方がある芍薬
その魅力はとても奥が深いです。
あなただけの芍薬の楽しみ方があれば是非教えていただきたいです!
今回は芍薬の魅力についてお送りしました。
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