黒いちじく　販売ページ

普通のいちじくが糖度14度なのに対し、雨森農園の黒いちじくは最高糖度が脅威の20度越え！！
今までに体感したことのない甘さが味わえます。

写真からでも伝わる、溢れだす果汁！
完熟した黒いちじくは切った瞬間に果汁がじゅわっ～と溢れだしてきます。

蜜が滴り落ちそうになったら、収穫の合図！
この写真を見せると皆さん驚かれるのですが、決して水滴が落ちている訳ではありません。

黒いちじくの蜜がお尻から溢れでているんです！

当園の育てている「幻の黒いちじく」ビオレソリエスについて

黒いちじくと言ってもいくつか品種があり、その中でも飛び切り美味しいフランス原産の黒いちじく、ビオレソリエスについてご紹介します。

日本のいちじく栽培では「桝井ドーフィン」と言う品種がいちじく生産の8割を占めています。
皆さんもよく目にする赤い色をしたいちじくです。

それに対して黒いちじくは栽培が難しく、また、日持ちも悪いので生産しているのは九州の一部地域や、限られた農家しか生産していないのが現状です。

その為、スーパーには並ばず、高級デパートや栽培産地の産直コーナーなどでしかお目に掛かれない希少ないちじくなのです。

味はとても美味しく、例えるなら「天然のいちごジャム」を食べているかのよう！

濃厚な甘みと果汁があふれ出し、食べたら病みつきになること間違いなし！

平均糖度が18～20度超えも珍しくない、果物界最高峰の糖度を誇ります。

その為、黒いちじくについたあだ名は「黒いダイヤ」や「幻のいちじく」などと言われるようになりました。

雨森農園で黒いちじくをお届けできるのには訳があります！

露地栽培でも沢山いちじくは作られていますが、黒いちじくはそうはいきません。

収穫時期が普通のいちじくよりも遅く、雨による裂果(果実が割れる)が多発してしまい露地で作るのは至難の技。

ハウス栽培では雨風に当たらず裂果や病害虫の被害を劇的に減らせ、安定生産が実現できるようになりました。

プランターにいちじくの根がぎっちりと詰まっています。

黒いちじくはとても樹勢が強く、地面にそのまま植えてしまうとあっと言う間に大木になってしまいます。
そのまま実も付けばよいのですが、樹ばかりに栄養が供給され、果実が実らなくなってしまうのです。

そこで、根っこの量を人為的にコントロールすることによって樹にストレスを掛け、果実が実るようになる。というのがこの栽培の特徴です。

さらに、樹にストレスを与えることによって甘みが格段に上がり、糖度の高い美味しいいちじくになります。

いちじくは日持ちのしない果物です。

そこで、雨森農園ではいちじくが痛まないようにいくつかのこだわりがあります。

①収穫は朝の5時から行う

完熟したいちじくは、日が昇り太陽に照らされるとすぐに傷んでしまいます。
その為、日の出る前に収穫する事でいちじくへのダメージを減らします。

②収穫後すぐに保冷庫に

収穫されたいちじくはそのまますぐに保冷庫で一定の低温で管理し、少しでも腐敗するのを防ぎます．

③こだわりの発送資材

当園では、「ゆりかーご」といって輸送中の果実痛みを軽減する特殊な資材を採用しています。
薄手の柔らかいシートがハンモック状になっており揺れても果実が傷まないような仕組みになっています。

④発送は冷蔵便で

いちじくは大変傷みやすい果物なので輸送は全て冷蔵便にて対応させていただいています。

いちじくは女性にこそ食べて欲しいスーパーフード！

①アントシアニンが豊富に含まれている

アントシアニンには活性酵素を抑える働きがあり、アンチエイジング、美肌効果が期待できます。

②女性の味方！　植物性エストロゲン

皆さん、植物性エストロゲンって聞いたことありますか？
植物性エストロゲンは女性ホルモンと同じ働きをし、生理痛や更年期障害を和らげる効果があります。
まさに女性にとってのスーパーフード的存在です。

①様々な効果が期待できるペクチン

ペクチンには糖尿病や高血圧などの生活習慣病を予防する働きがあります。また、コレステロール値を低下させ、便秘にも効果があるすごい成分なんです！

②むくみの解消を助けるカリウム

いちじくにはカリウムが多く含まれており、むくみの改善にも役立ちます。

もちろん一番のおすすめは生でそのまま食べるのが一番！
皮にも栄養が含まれており、一番栄養を吸収できます。

皮は苦手かも、、、という方は

皮をはいでお召し上がりください。

いちじくの皮の向き方

①いちじくのヘタを曲がっている方向と反対方向に折ります。

②ヘタをゆっくりと引っ張り、皮をむく
※皮に果肉が付かないようにそっとむく。(反対側も同様に)

③残ったおしり部分の皮は包丁でそぐように取り除く。

④お好みの大きさにカット(くし切り)して食べる。

いちじくに興味を持ち始めたのは大学2年生のときでした。

果樹の先生が授業で紹介した、新しい栽培方法である、いちじくの根域制限栽培にとても興味が沸きました。

初めは自分で苗木を購入し、ハウスの隅で栽培を始めました。

常にリスクと隣り合わせ　難易度MAXの栽培！

根域制限栽培は甘くて美味しいいちじくが収穫できるのがメリットですが、実はとてもリスクのある栽培方法なんです。

地面と完全に隔離されている為、毎日水を欠かさず与える必要があります。

↑水がかからず萎れたいちじく

いちじくは大量に水を吸う植物で少しでも水がないとすぐに萎れてしまいます。

しかも、一度萎れてしまった葉は元に戻りません。

さらに数時間放置するだけで最悪の場合、いちじくが完全に枯れてしまいます。

いちじくは早くても収穫までに最低2年はかかりますが、たった数時間のミスで全てが台無しになるリスクが常にある訳です。

夏場の熱い日は毎日欠かさず水が供給されているか目を光らせる必要があり、常に緊張感があります。

最初は水やりにとても苦労しました。

何度も失敗し、水やりの方法や土の配合など、どうすれば美味しいいちじくできるのか、研究に研究を重ねる日々でした。

栽培を始めて、5年目、遂に自分の納得のいくいちじくを作ることに成功しました！

努力と涙の結晶、雨森農園の黒いちじく【幻の黒いダイヤ】是非ご賞味ください。