2024/03/29
芍薬の苗も順調に生育してます!
皆さんこんにちは
雨森農園園主の雨森弘祐です。
雨森農園では5月に芍薬園を無料開放しているのですが、その際に来ていただいたお客様の為に芍薬の苗木も一緒に販売しております。
他にも芍薬の切花や農園で採れたばかりのミニトマト、きゅうりなど新鮮な地元野菜も販売しておりますので気になる方はこちらをクリックしてみられてくださいね!
芍薬の苗木ってなに?
芍薬の苗木(なえぎ)とは、ポットに植えてある小さな芍薬です。
その苗木をご自宅のお庭などに植えておけば自然と根が伸び、大きく育ってくれるので家でも毎年芍薬の綺麗な花が楽しめるという訳です!
芍薬は宿根草という植物で冬になると葉っぱや茎は枯れてしまいますが、地中の根っこは生きており、毎年春になると新しい芽を出してくれます。
雨森農園では毎年、前年に大きくなった株から【株分け】と呼ばれる作業をして大きな根っこを小さく分けてポットに植え付けたものを翌年販売しています。
上手く育てば1年目から花を咲かせることができるのでとても育てる楽しみがあるお花だと思います。
上の写真は芍薬の芽が芽吹いた様子です。
最初は赤色をしていますが、成長してくるにつれて徐々に緑色に変化してきます。
色の変化を見るのも芍薬を育てる楽しみの一つですね!
こちらが苗を育てている畑の全体の様子です!
少しづつ芍薬の赤い芽が伸びているのを確認できると思います。
奥まで見渡せるでしょうか(笑)
ここで、皆さんに問題です!
雨森農園では1年間に何鉢の苗を育てているでしょうか?
100鉢? 500鉢? 1000鉢? もっと?、、、
正解は、、、、
4000鉢!!
等農園では1年間に4000鉢もの芍薬の苗木を生産しております(笑)
なぜそんなに生産するのか?
もちろん、全ての苗が植え付けたからと言って芽吹くわけではありません。
そこで多めに苗を生産します。
他にも、雨森農園では芍薬の品種数が沢山あります。
毎年来ていただくお客様にこの色が欲しい、この品種が欲しい!と沢山の注文をいただいております。
せっかく楽しみに来ていただいたお客様の為にも欲しい苗がなかった、と残念な思いはさせたくありません。(とはいっても毎年人気の品種は売り切れてしまいますが、、、)
そこでなるべくお客様に良質な苗をお届けする為、沢山の芍薬を育てています。
写真の中央に見える黒いホースは水を与えるための潅水チューブです。
芍薬の苗木はポットに植え付けているため地面から直接水を吸うことができません。
水切れを起こしてしまうと葉っぱが萎れたり、花が付かなかったりと悪いことだらけです。
水を切らさないよう心掛け、天気の良い日はたっぷりと水やりをしています。
いかがでしたでしょうか?
頑張って植えた芍薬が毎年赤い芽が一斉に芽吹いてくる瞬間はとても達成感のあるものです。
是非、皆さんも芍薬の栽培に挑戦してみられてください!
大輪の花を咲かせる高知県産「芍薬切花」はこちら