あなたにお届けする芍薬切花ができるまで!
皆さんこんにちは
雨森農園園主の雨森弘祐です。
今回は皆さんにお届けしている芍薬切花がどうやってできているのか、ご紹介したいと思います!
芍薬シーズンは収穫作業で大忙し!
5月に入ると気温も高くなり、一斉に芍薬が咲きだします。
農園に来園された方やネット販売で皆さんにお届けする芍薬切花を確保するために毎日大忙しです。
朝は6時から作業を開始します。
蕾が後2~3日で咲きそうな芍薬を見つけ花を1本1本丁寧に摘んでいきます。
実は、朝6時から収穫するのには訳があります。
5月にもなると昼間の日差しもきつく、芍薬は大量の水を吸収します。
当然、切花にする為には茎を切る必要がある訳ですが、切ったとたんに芍薬は水を吸うことができなくなってしまいます。
なるべく萎れないようにするには、朝一で収穫作業を行うのが花にとっても理想なんです!
収穫した芍薬切花は軽トラックの荷台に載せていきます。
毎日軽トラックの荷台から溢れそうになったら収穫終了です(笑)
多いときは切花がすぐに売り切れてしまうので夕方にも収穫をすることがあります。
一つ一つ丁寧に、プロが梱包します!
この道30年の大ベテランである私の祖母が芍薬切花を一つ一つ丁寧に梱包してくれます。
色の組合わせや、蕾の状態などを見ながら長さをそろえてラッピング、、、というのが一連の作業ですがこれが意外と難しいです!
やはりプロは手先が器用で瞬時に見極め、あっと言う間に花束が完成します。
収穫後は発送まで保冷庫で保存
梱包した後はすぐに保冷庫で5℃の低温で花が咲かないように保存します。
樽の中には水が入っており、水切れを起こさないよう工夫しています。
通常、収穫した日に梱包作業をし、保冷庫で保存。翌日農園で販売、配送というのが全体の流れです。
切花は鮮度が命!
切花は鮮度が命なのでスピード感がとても重要になります。
又、1本1本の芍薬の状態(ちゃんと咲くか、病気になってないか)も見極める必要があるので観察力や丁寧さも求められる難し仕事です。
栽培を始めた当初は収穫も梱包も思うようにいかず苦労したのを覚えています。
それでも、無駄なく作業ができると全く鮮度が違い、咲いた後花がとても長続きしてくれます。
雨森農園の芍薬は長持ちする!
他の切花とは全く香りが違う!
こんな風に自慢の芍薬切花で皆さんを驚かせたときは農家冥利につきますね(^▽^)/
大輪の芍薬で皆さんが幸せになれるようにこれからも芍薬作りを頑張っていきたいと思います!
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